幼稚園受験の代表的なタイプと、各タイプで人気の園

幼稚園受験では、志望園選びで頭を悩ませるご家庭も多いかと思います。数ある幼稚園の中でも特に毎年人気を集めるグループは、「附属系の幼稚園」です。まずは大学系列の幼稚園です。首都圏で最も人気なのは、「青山学院幼稚園」です。青山学院大学の系列園であり、場所も渋谷と好立地です。起業家や芸能人のご子息も多く通われており、入園倍率は毎年かなり高くなります。「学習院幼稚園」も人気です。学習院大学の系列園であり、元々は皇族のための教育機関であった学習院のもつブランド力は今でも絶大です。

国公立大学附属の幼稚園も人気です。人気の理由は、学費が圧倒的に安いということでしょうか。また国立大学附属の幼稚園では、国の政策により先進的な教育をいち早く受けることができるのも魅力的です。中でも「お茶の水女子大学附属幼稚園」と「東京学芸大学附属幼稚園」は毎年多くの入園希望者が集まります。国立大学附属幼稚園も、私立大学附属幼稚園と同様に附属小学校進学に当たっては外部受験生と比べて優遇措置を取られる場合が多いです。しかし中学校、高校、大学進学に当たっては外部受験生と同一基準での選考が行われる場合も多いので、注意が必要です。高校まで系列校を持つ幼稚園では、女子には「白百合学園幼稚園」が人気です。白百合学園幼稚園は千代田区九段に園を構えていますが、毎年近隣地区以外からの入園希望者も多いのが特徴です。また「雙葉小学校附属幼稚園」も高い人気を誇っています。雙葉小学校附属幼稚園は、幼稚園は男女共学ですが、小学校以降は女子のみ入学をできる別学となります。

一方で男子には、「暁星幼稚園」が人気です。暁星幼稚園の場合は、幼稚園は男女共学ですが、小学校以降は男子のみ入学することができる別学となります。特徴として、上述の3園はいずれもカトリック系であるということです。したがってキリスト教の教義に則って、躾という面でも厳しく指導をされます。両園は特に「士業」を営まれているご家庭に人気があると言われています。士業の方は日頃からお忙しく、ご家庭での躾を徹底できないと感じている方も少なくありません。そうした方に、カトリック系の幼稚園は人気があります。また当然系列高校の大学合格実績が優れていることも、大きな魅力です。

附属系の幼稚園を志望する場合には、より一層入念な調査が必要です。10年から20年近くに渡って、一貫した環境の中で教育を受けるからです。周囲の影響を最も受けやすくその後の人格形成にも大きな影響を与える時期ですので、幼稚園の教育方針や雰囲気なども十分に調査した上で志望園を選択しましょう。