専門学校進学を目指す方のための、入試説明

専門学校の本格的な受験時期は、6月の「AO入試へのエントリー受付開始」で幕を開けます。AO入試では、まずエントリーシートを作成することになります。エントリーシートとは、受験生が志望理由や入学後の抱負などを記入して受験校へ提出する書類です。AO入試の選考は、エントリーシートに記載された内容と面接によって行われる場合が多いです。また大学入試同様にAO入試は数学や英語といった主要科目の成績だけでは計れない個性などに着目をした試験ですので、推薦入試とは異なり在籍している高校の内申点などによる申し込み制限はありません。

9月には、特待生を募集する試験が実施されます。「特待生試験」は原則として受験校を第一志望とする生徒が申し込み、作文や面接、在籍高校での成績や素行を総合的に評価されて選考されます。特待生として見事合格をすれば、入学後の学費などが大幅に軽減されることになります。また特待生の選抜を独立して行わず、一般入試における成績上位者を特待生として認定する学校もあります。
10月には「推薦入試」が行われます。推薦入試には大きく2つのパターンがあり、それぞれ「学校推薦」と「自己推薦」と呼ばれます。学校推薦は、在籍高校の学校長による推薦を受けて受験をすることができる推薦入試です。学校が認めた推薦ですから、著しい成績不良や出席日数不足、素行不良などがある場合には推薦をしては貰えません。一方で自己推薦は、在籍校による推薦を必要としない推薦入試です。学校からの推薦がないので、学校推薦以上に受験校についての調査を徹底して、自己推薦文や面接で入学をしたいという意思をしっかりと表現する必要があります。どちらの推薦入試も、作文や面接によって選考が行われるケースが多いです。
11月頃には、「一般入試」が行われます。一般入試では願書記載の志望理由、ペーパー試験、面接、小論文などの試験が実施されます。ペーパー試験の内容は、基本的に受験学科の内容に近い科目から出題をされます。特に医療系学科の試験では、生物や化学といった科目に関わる内容が出題をされます。情報処理系の学科では、主要科目では数学、専科においては情報に関する内容が試験問題とされる場合が多いです。
どの入試形態についても、原則として大学入試と比較した場合には受験生に対して門戸が広く開かれていると言えます。勉強面では基本事項をしっかりと押さえて、オープンキャンパスなどにも参加して志望校への理解を深めておけば、合格は決して難しいものではありません。