高校受験における塾選びと、代表的な進学塾の紹介

多くのご家庭では、高校受験に向けて学校以外の教育機関を利用する場合が多いかと思います。高校受験生向けの大手学習塾としては、「早稲田アカデミー」や「市進学院」が有名ですね。どちらも各地に多くの校舎を構えており、毎年難関校に合格者を送り出しています。大手学習塾の魅力は、やはり洗練されたカリキュラムにあります。難関校の入試問題の研究を徹底的に行い、出題傾向を分析して最短距離で合格へと導くことのできるカリキュラムを作っています。また高校受験における独特のテクニックやノウハウも蓄積しています。

一方で難関校合格にはやはり「量」もこなさなければならないということも十分に心得ているがために、生徒には多くの課題を指示します。またカリキュラムも無駄がないため、かなりのスピードで講義が進んでいきます。この量と速度についていくことができれば合格は近付くでしょうが、相応の覚悟を持って入塾を検討する必要があるでしょう。

校舎数が数校であったり1校舎だけという学習塾でも、優れた実績を誇るところがあります。首都圏に8校舎を構える「Z会進学教室」や、神奈川県川崎市に1校舎のみ構える「川崎予備校」は中小規模の学習塾として注目をされています。両塾とも生徒数は少ないですが、毎年いわゆる御三家に多くの合格者を輩出しています。中小学習塾の利点は、やはり教師の質的な差異が少ないという点です。塾自体の規模が小さいため教師の採用枠も狭く厳選された人材が在籍していますし、塾としての方針や情報の共有も徹底しているので、どの教師も高いレベルでの指導を実現できるのです。また生徒ひとりひとりに目が届くので、勉強面一辺倒の教育だけではなく、精神的な面でも支えとなってくれる教師が多いのも特徴です。

しかし中小の学習塾には、特定の高校にだけ多くの合格者を出している塾もあります。こうした塾は、その高校の近隣に校舎を持つ場合が多いです。その高校を志望している場合は問題ありませんが、異なる高校を志望する場合には要注意です。

他にも個別指導塾や家庭教師の活用を検討される場合もあるかと思います。担当をする教師が志望校の卒業生であったり、教え子に志望校の合格者を持つ場合には合格のコツを心得ているはずですので、有力な選択肢のひとつになるでしょう。また学習塾の課題をこなすためのサポート役として、活用する場合も考えられます。この場合は通っている塾のカリキュラムやテキストに精通している方に、指導を依頼するのが良いでしょう。