大学受験における入試形態の解説と、受験スケジュールの流れ

大学入試の方法は通常の一般入試に加えて、推薦入試、AO入試、特別入試など多岐に渡ります。時系列に並べると、まずはAO入試から実施される場合が多いです。AO入試のAOとはAdmissions Office(アドミッションズ・オフィス)の略であり、通常の学力試験では計ることのできない受験生の個性を評価して選考されます。面接や小論文によって評価をされる場合が多いですが、英語での面接を実施したりペーパーテストを行ったりと、試験内容は学校により、また受験年度により大きく異なります。また大学によっては年度が変わって早々に申込受付を開始するので、高校2年生のうちから十分に調査をしておく必要があります。

次に推薦入試が実施されます。推薦入試は大きく、「指定校推薦」と「公募制推薦」に分かれます。推薦入試は11月から12月にかけて実施されます。大学は、在籍している学生の出身高校に、学生の成績などをもとに一定数の推薦枠を割り振ります。これが指定校推薦枠です。高校側は各大学への指定校推薦を希望する生徒を募集し、学内で選考して受験する生徒を決定します。当然推薦には内申基準があり、部活動での実績や委員会での活動、生活態度も評価の対象となります。指定校推薦の試験は、概ね面接と小論文によって実施されます。しかしながら指定校推薦は大学と在籍校との信頼関係によって成り立っているため、大きなミスをしない限りは合格をすることができます。

公募制推薦は内申点などの応募基準を満たしていれば、指定校枠などとは関係なく申し込みができる試験です。在籍校に推薦状等を作成してもらう必要はありますが、原則として学内での選抜などはありません。しかし当然ながら人気大学は募集人数に対しての応募者数が多く、高倍率になります。

多くの大学受験生が経験をする一般入試は、年明けから始まります。まずはセンター試験が例年1月13日以降の最初の土曜日・日曜日に実施されます。国公立大学を受験する場合には、センター試験が一次試験となるので原則として全員受験をします。また私立大学でもセンター入試を実施しているところも
多く、センター試験のみ、もしくはセンター試験と大学独自試験の併用で合否が決められます。

1月の下旬からは、私立大学の一般入試が実施されます。同一大学であっても学部によって受験日が異なり、場合によっては同一学部や学科で複数の試験日を設定していることも少なくありません。大学入試においては、スケジュールを調整して複数校を併願受験するのが一般的です。