理科の第1分野である物理・化学分野を解決する

理科は非常に広い分野の学習が必要となり、単に中学受験の対策のみならず、高校や大学でも知識を運用することになります。その一つでもある物理や化学の分野は、理科の第1分野と言われています。

中学受験の中でも論理的に解釈すべき分野でもある第1分野の化学は、できるだけパターン化しながら学習を行う必要があります。物理よりも化学の分野が多いのも中学受験の特徴です。

特に化学分野は算数の処理が必要になるものが多く、理科といっても文章の読み解きから計算式の確率、その後の処理の一連の能力が問われます。食塩水の濃度の問題が代表的です。

食塩水の濃度を求める計算は、濃度を大きくするものか小さくする問題、水を加熱することによって蒸発させて、濃度の変化を誘発するなど、頻発問題が存在します。つまり、溶液と溶媒、溶質の把握を行いながら、適切に計算する力が問われます。このように考えると、やはり算数の基礎部分が固まっていなければ、理科の対策は不十分になることがわかります。

計算式を応用する化学物質の変化についても、十分な理解が必要になります。化学分野で考えると、ものの重さと体積を求めるような問題が存在します。気体の発生やものの溶け方にも化学の概念があります。一方、物理で考えると物体の落下運動や音の伝導がかかわります。化学と物理が融合した鉄の強さに関する学習もあり、それぞれがリンクしているものが存在するのも理科の特徴です。

酸素についての問題は、多くの分野にまたがる解釈が必要になるため、まずは酸素そのものについての深い理解が重要です。成分や発生に関する情報、変化についての情報を知っておかなければ、分野に合わせた知識の運用には至りません。

水の変化と同様に、取り上げられやすい題材を知っておくことによって、理科を効率よく習熟させることが現実味を帯びてきます。まずは第1分野に特化して苦手を克服することができるようになれば、あらゆる変化から計算を求めることも柔軟に行えるようになります。文脈からどのように展開するかを考えるのが、第1分野の特徴ではないでしょうか。

小学校1年生から何気なく学習している内容が、受験対策になるのはにわかに信じ難いかもしれませんが、実際には学校で習った内容を組み替えながら、中学受験の問題は作成されています。だからこそ、基礎を学び解き明かす力を養うことは、理科で点数を稼ぐ糸口としても成立するのです。それが理解でき学習に望むだけでも、光が見えてくるはずです。