東京都内中学受験本番に至るまでの流れと、各ステップの実施時期

中学受験においては、まず志望校を決めなければなりません。志望校の決定は、5年生のうちに行っておくべきです。第三志望校くらいまでは、確定をさせておきましょう。例年中学受験の一般入試は、2月初旬に集中します。したがって6年生になった時点で、受験までに残された時間は1年に満たないということになります。難関中学を受験する場合には、学校研究や過去問対策などを周到に行う必要があります。ですから志望校合格に向けて丸1年の時間を費やすことができる状態にしておくのがベストです。

次に、目を付けた中学校の説明会に参加をしましょう。例年9月以降に実施をする中学が多いですが、最近は夏休み前の6月や7月に実施をする中学もあります。年間に複数回実施をする学校が多い一方で、1回だけした説明会を開かないところもあるので志望校のホームページはこまめにチェックしましょう。

また模擬試験は、積極的に受けるようにしましょう。大手進学塾である「日能研」や「四谷大塚」が実施している模擬試験が最も有名で受験者数も多いです。5年生の2月頃から毎週のように何らかの模擬試験が実施されているので、日程を確認してスケジュールを組みましょう。模擬試験は中学受験において、大切なマイルストーンになります。

願書の配布は、学校によってかなり差があります。学校説明会の参加者にその場で配布をすることもあり、説明会開催の時期が早いと9月頃には手に入ります。願書の作成では、志望理由がポイントになります。なぜ地元公立校への進学ではなく受験を選択したのか、数ある中学校からその学校を選択した理由は何かを明確に、かつ限られた文字数の中で説明しなければなりません。出願期間は私学については1月20日以降となっています。公立中高一貫校も、私学とほぼ同じ時期に出願期間が設けられます。

そしていよいよ本番です。試験日は私学は2月1日以降、公立中高一貫校の一般枠選抜試験は2月3日頃に行われます。私学の試験科目は組み合わせが多様であり、国語と算数のみが試験科目となっている学校もあれば、国語・算数・理科・社会の4科目すべてが試験科目となっている学校もあります。また別途作文を課す学校もあります。多くの学校では受験生への面接も実施されており、親御様も同席する「親子面接」を行う学校もあります。中高一貫校の場合は私学の学科試験の代わりに、4科目の内容が複合的に出題される「適性検査」が行われます。科目単位ではなく、総合的な知識量と応用力が試されます。合格発表は、私学では試験日の1〜2日後、都内公立中高一貫校は2月9日頃に実施されます。