中学受験の理科の勉強方法

理科の勉強方法は算数に近い部分があります。中学受験に於いて理科は軽視されがちですが、理科もまた、ここで得点を加算しておくと有利です。基本的には暗記になりますが算数同様応用力が問われる部分もあります。理数系が「理系」として扱われているのはそのためですが、小学生の理科の場合、応用はもちろんですが暗記も多いです。そのため、どれだけ覚える事が出来るかが大切なのですが、理科の暗記に関してはどれだけ理科に興味を持てるかにかかっていると言っても過言ではありません。

例えば生物の場合、いろいろな事を覚えなければならないのですが、「勉強」として覚えようとするのはなかなか簡単ではありません。ですが「娯楽」として覚えるのであればそこまで難しいものではないはずです。ですから、理科が苦手という生徒は、基本的に理科にあまり興味が無いケースがとても多いのです。特に子供は純粋です。興味の無い事など覚えようとしませんので、理科のように日常生活の中であまり触れる事の無いものは、どうしても覚えないのです。これは仕方ない部分もあるのですが、中学受験に臨む上では「仕方が無い」では済まされません。では理科はどのように勉強すべきなのか。まずは興味を持たせる事です。理科にどのように興味を持ってもらうかと言えばいろいろな方法があるのですが、近年ではゲームを活用してみるのも悪い方法ではありません。

まずは理科というジャンルそのものに興味を持ってもらう。興味を抱いていないと、そもそもどのような形で勉強すれば良いのかもなかなか解らないものですが、興味を持つとまるで連鎖するかのように、いろいろな事に興味を抱いてくるものです。一つ興味を抱けば、「それはどこと繋がっているのか」「それが何をもたらすのか」といったように、知的好奇心を刺激し、興味が深まっていくものです。これは子供の立場だけではなく、自分自身の立場として置き換えてみるのも良いのではないでしょうか。親ではあっても、興味がある事であれば「勉強」だとは思わずにいろいろと「知ろう」とするものですが、興味の無い事は覚えろと言われてもなかなか覚えられないものです。子供も同じです。

理科が苦手という事は、考える力が不足しているというよりも、まずは理科そのものに興味が無い生徒が大半を占めているとされているのです。理科が得意な生徒は、思考能力というよりも、理科への興味が大きいからこそとも言えるのです。

興味を持たせる事は簡単ではありません。子供にも子供の価値観がありますから、親や個別指導塾が興味を持てといった所で興味の無い事など行わないのです。ですから、興味を持ってもらうためにテレビを見たりゲームをしてみたりと、理科に関しては他の教科とは違った形でのアプローチが良いです。興味さえ持てば子供は「知ろう」とします。理科の応用問題は数学的な思考ですので、数学と同様になりますから、とにかく興味を持たせる事です。ちょっとした事で良いのです。理科に興味の無い子供からすると理科は日常生活の中であまり役立たない物、あまり馴染みが無いものだと思っているからこそ、ついつい億劫となってしまっている部分もあるでしょう。

ですが実際には理科は身近な部分に多々あるのだという事を親や教師がしっかりと教え、興味を持たせる事で次第に理科に興味を抱くようになってくるものです。一つ解れば興味が湧いて来るというケースも珍しくないですから、理科の勉強方法としては、取っ掛かりを作ってあげる事が大切になってくるのです。「やる気を引き出す」とはよく言われる事ですが、理科に関してはまさにそれです。暗記なのですから、興味を持たせなければなかなか覚えません。