中学受験の親同士のネットワーク

中学受験に臨む際、親同士のネットワークも構築しておくと良いでしょう。情報共有という点はもちろんですが、親と言っても人間なのです。不安もあればストレスだってあるでしょう。そしてそれは同じ環境の人でなければなかなか解ってくれるものではありません。

中学受験に臨まない友達に愚痴った所で本当の意味で解ってくれるものではありません。ですが同じ環境であれば受け止めてくれるでしょうし、悩みも本質の部分まで理解してもらえる事になるでしょう。個別指導塾の親御さんだったり、同じ学校の受験生だったり、あるいは同じ学年ではなくとも中学受験を体験した親など、いろいろな形式が考えられます。特に「先輩親」の存在はとてもありがたいものです。不安を受け止めてくれるのはもちろんですが、アドバイスだってしてくれるものです。さらに、何が必要なのか。何がいけないのか。それらもまた、しっかりとレクチャーしてくれるでしょうし、実際に受験を経験した家族でなければ解らないような事までレクチャーしてくれるのです。これはやはり経験者のみしか解らない部分ですので、とても頼りになる存在となってくれるはずです。一人ですと、何をすれば良いのか解りません。アドバイスはインターネットを見れば十分という人もいるのですが、インターネットの場合、親身になった相談なのかどうかは解りません。

時に無責任な言動でむしろ迷惑となってしまうケースだって出てくるでしょう。インターネットも悪いものではありませんが、場合によってはあまり良いものではない事だってあるのです。その点、顔を合わせる友達であれば、親身になってくれるのはもちろんですが、必要に応じたアドバイスをもらえるのです。

インターネットの場合、アドバイスではなく自己顕示欲に溢れている意見が多いため、文章としては長いものの、実際には役立たないといった事も多いのですが、友達からのアドバイスであればそのような事もないでしょう。状況に応じたアドバイスをしっかりと行ってくれますから頼りにもなりますし、信頼も出来るのではないでしょうか。中学受験は子供にとって大変なものですが、親にとっても大変なものです。子供より先に親が精神的に参ってしまったりといったケースもあれば試験期間中ともなれば親の方が気が気ではない状況に陥る事も珍しくありませ。合格発表も子供以上に親の方が心配しているケースも珍しくないほど。

それだけ精神的に大きな負担を強いられるものですから、その思いを共有する事が出来る友達がいた方が良いのは言うまでもありません。むしろ一人では不安で不安でどうにもならず、それがあろう事か子供に向けられてしまい、中学受験そのものが失敗となってしまうケースだってあります。中学受験は必ずしも成功するとは限りません。場合によっては失敗し、公立の学校に進学しなければならない事だってあるのですが、その要因を親が作ってしまったとなれば、悔やむに悔やまれない話となってしまうのではないでしょうか。

ですので、親の立場としては大変である事も解らない話ではないのですが、不安やプレッシャー、ストレスを子供に向けないためにも、気持ちを理解してくれる友達の存在はとても頼りになるのです。必ず見つかるとは限りませんが、その存在のために塾に通わせるという方法もありです。なぜなら、親同士の友達が出来ないのであれば、塾の講師にその役割を担ってもらう事だって可能なのです。塾の講師であれば受験事情も解っているのですから、どうすれば良いのかをしっかりとレクチャーしてくれます。子供だけではなく、親にとっても決して悪い環境ではないからこそ、通わせている親御さんが多いのです。