中学受験で塾を変える必要性

入った個別指導塾を変える必要性があるケースもあります。塾のコンセプトと言うのは入る前から解っている事ですから、コンセプトが違うという事で塾を変えるようになるケースはそうそうないでしょう。ではなぜ塾を変える必要性が出てくるのか。

これは個別指導塾の環境です。もっと言ってしまえば人間関係です。塾は自分の子供だけではなく、いろいろな生徒が居ます。塾としてはいろんな生徒が居た方が良いのですが、子供心に、人間関係が微妙だったり、それがモチベーションになるケースもあれば、反対にモチベーションが低下してしまうケースだってあるのです。例えばですが、仲良しの友達がいるからという事で塾を選んだものの、勉強をせず、遊んでばかりとなってしまう。これは実は案外多いのです。

勉強よりも楽しい話をしたり遊んだりの方が良いでしょうが、仲良しがいるとついつい怠けてしまうのです。友達が居る方がモチベーションになるのではないかとの思いから、友達がいる塾に通わせたものの、蓋を開けたら一緒になって騒いでいるだけでは意味がありません。このような場合、塾を変えた方が良いでしょう。一緒に切磋琢磨する事が出来るのであれば良いのですが、それが出来ないのですから言うなれば「引き離す」ではないですが、環境を変えた方が良いのは言うまでもありません。環境によって勉強の効率はまったく異なってものになるのです。

また、講師との相性もあります。塾のコンセプトは素晴らしいものでも、講師との相性があまり良くないというケースもあります。

塾に行きたくない訳ではないものの、特定の講師の授業に対して拒絶反応を示しているような場合もあります。特に小学生の場合、一度恐怖心を植えつけられてしまうとなかなか払拭する事が出来なくなってしまいますので、一度拗れてしまうと解消する事が難しいと言われています。まだまだ多感な時期ですので、このような事になってしまっても仕方ない部分はありますので、塾を変える必要性がある場合には、すっぱりと変えてしまった方が良いでしょうね。

良い環境ではない塾で頑張らせてもあまり良いものではありません。特に中学受験を目指している場合、時間は限られています。中学受験を考えていないけど一応塾に通っている生徒であれば、そこまでデリケートになる必要はないのかもしれません。いずれは関係も修復するかもしれませんし、講師が変更したりといったケースだってあるでしょう。

ですが中学受験の場合は時間が限られているのです。生徒側はもちろんですが、塾側としても時間は無駄にはしたくないのです。そのため、嫌々来てモチベーションが低いまま勉強し、他の生徒の足を引っ張るような事をするよりは他の塾に移動してもらった方が良いでしょうし、他の生徒としても、やる気の無い生徒のせいで授業が遅れたりといった事は不本意です。双方共に移動した方が良いという結論に至っている事なのですから、移動すべきです。

環境を変える事で成績が向上する事も珍しくありません。特に子供の場合、環境が変わる、講師が変わる事でそれまでとは比べ物にならないくらいのモチベーションを発揮するケースだってあるのです。それを考えると、塾を変える事は決して悪いものではないのです。成績が思った程上がらないケースはもちろんですが、塾に行く事そのもののモチベーションが低下している場合に於いても同様です。中学受験までは時間は限られているのです。「もう少し」と思っている時間すらもったいないのです。

ダメだと思ったらすぐに思い切って塾を変える事も必要になってきますので、子供が塾に対してどのようなモチベーションを持っているのかはしかりと見ておくべきです。