中学受験での4教科以外の勉強方法

中学受験の場合、基本的には国語、社会、算数、理科の4教科受験です。これが一般的となっているのですが、国公立の場合、音楽や美術、体育での受験もあります。専門的な学校、例えば美大付属ですとか、音大付属の場合、4教科以外の部分での受験が課せられるのも当たり前の話なのですが、これらの科目の受験をと考えている場合、どのような事に注意すれば良いのでしょうか。

いざ受験をと思っても、どのような形で勉強を進めれば良いのか解らないケースも珍しくなかったりするのですが、専門的な科目の場合、学校の勉強だけでは無理です。シビアな話ではありますが、これは紛れも無い事実です。このように書くと「シビア」と思うかもしれませんが、実情を探ると、そのような科目での中学受験を目指す生徒は、何かしら特別な環境にあるケースが大半です。例えば実家が音楽一家だったり、芸術一家だったり。

だからこそ中学受験で専門分野にと思うものであって、普通の生徒が小学校の段階でそちらの方向を志す可能性というのは、実はそこまで高いものではなかったりするのです。また、音楽や美術の場合、個別指導塾も専門のものがありますので、そちらで美的センスを磨く傾向が強いとされていますし、専門の分野であっても、一応は4教科受験もあります。むしろそちらの方が難関だったりするのです。

美的センスに関しては、正直な所そこまで大差のあるものではないとされています。確かに差はあります。ですが、まだまだ小学生です。これからの努力で挽回する事が出来るのですが、それらのいわゆる美的センスだけがあれば入学出来るものではありません。一応は試験がある所が大半です。

むしろそちらの方が大変なケースが多いと言われています。芸術系中学受験の場合、実技はもちろんですが、学力もそれなりのものを要求される事になりますので、美的センスだけを磨いていれば良いのではないのです。

このため、ハードルはとても高いです。また、例えば音楽関連であれば、音楽の才能はもちろんですが、音楽の知識も必要になりますので、音楽の練習ばかりしている訳にはいきません。かといって実技も疎かにする事は出来ませんの、芸術関連の中学受験をと考えている場合、通常の中学受験以上に時間との戦いとなってくるのです。スケジューリングが物凄く大切になってくると言われているのですが、それもそのはず。全てしっかりと備えなければならないのです。通常の中学受験よりも何倍も大変とされているのです。

親の協力も不可欠でしょう。例えばですが、塾には送迎をする。送迎する事で交通時間の短縮になるのはもちろんですが、体力を休ませて上げる事も出来ます。公共交通機関では寝る事はなかなか出来ないものですが、車の中であれば思う存分睡眠が取れます。数分程度の睡眠であっても、有無によってモチベーションは大きく異なってきます。また、必要な場合は学校への送迎も行わなければならないでしょう。時間の短縮という点から、こちらもとても大切になってきます。

このように、子供だけではなく、親の全面的なバックアップがなければ厳しいと言われていますので、中学受験で専門的なジャンルに進もうと考える子供・親共にあまりいないとされていますが、音楽一家、芸術一家の場合は、受験が言うなれば「規定路線」のケースもあるのです。

このため、大変ではありますが乗り越えなければならない事になりますので、なかなか簡単ではありませんが、しっかりと努力しなければならないのです。ハードですし、くじけそうになってしまうかもしれませんが、支えてあげる事が出来るのは親だけですので、親もまた、覚悟を決めなければならないでしょう。