中学受験は自分を知ることが大事

自分自身の事を知る。それは大人でも大切な事ではあるのですが、中学受験に望む際にもまた、とても大切になってくるのです。では具体的に自分を知るという事はどのような事なのか。まずは自分自身の学力。中学受験はシビアです。学力によって行ける場所というのが決まってくるのですから、まずは自分の学力を知る。

また、学力を知ると同時に得意科目と苦手科目を知る。「人間の成長」という点で考えたら苦手な部分を何とかするよりも、得意な部分を伸ばすべきではあるのですが、中学受験となると話は別です。中学受験は特定科目だけで判断されるものではありません。

苦手科目があるとそれだけで足を引っ張られてしまうのです。得意科目だけを鍛えるのではなく、苦手科目の克服こそ大切なのですが、自分の学力がどれくらいなのか解らないと、自分の苦手科目すら解らないものです。また、「科目」としてだけ見るのではなく、科目によっても得意分野もあれば苦手分野もあるでしょう。例えば国語。漢字は得意なものの、読解力は無い。このようなケースもあります。この点を解っていないと、「自分が勉強しやすい」という点から、漢字だけを頑張ってしまうというケースもあるのです。確かに勉強は大切ではありますが、漢字だけ勉強するのではなく、他のジャンルも万遍なく勉強し、入試ではいろいろなジャンルで得点を加算しなければならないのです。

中学受験の場合、苦手科目があるとどうしても足を引っ張られます。人生という点で考えたら、「平均」を目指す必要はありません。自分の得意な分野を伸ばしていけば良いのですが、中学受験ではそれでは駄目です。自分を知り、苦手な項目を知り、その部分で点を取れるようにならないと中学受験も個別指導塾も成功しません。

また、これは得手不得手科目だけの問題ではありません。自分自身がどのような性格なのかもまた、知っておくべきです。例えばですが、集中力が物凄く高くなると物凄い効果を発揮するものの、その時間が長続きしないという子供もいれば、一気に集中力が高まる訳ではないものの、長時間持つケースもあります。また、適度に休憩を入れないと長時間の勉強が出来ないという子供もいれば、一度休憩してしまうとそこで一気に集中力が途切れしまうという人もいます。いろいろな子供がいますので、どのような性格なのかを知ってもらうのはもちろんですが、自分自身の事も知ってもらう。その点はとても大切なのです。

中学受験は相対的なものです。何点取れば合格するというものではありません。周囲次第になります。そのためには自分がどのような立ち位置にあるのか。それを把握しておかなければならないのは言うまでもありません。中学受験は自分だけの話ではありません。相手次第でもあるのですが、相手の事を知るのではなく、自分の学力がどこにあるのか。どのような性格なのかによって勉強方法だって異なってくるのです。

「勉強」と言ってもその方法も様々ではありますが、どのような勉強を行えば良いのかというのは自分自身がどのような性格なのか。この点をしっかりと把握しておかなければならないのです。自分自身を客観視するのは難しいものですので、小学生ではなかなか簡単なものではありませ。だからこそ親の視線でどのような人間なのかというのを客観的に理解し、しっかりと導いてあげる事がとても大切になってくるのです。繰り返しになりますが、中学受験は試験を受けるのは生徒ですが、中学受験そのものに向き合うのは生徒だけではありません。親の立場から、子供がどのような性格なのか。客観的に考え、しっかりとした環境・効果的な環境を用意してあげる事もまた、とても大切になってくるのです。